2013年10月04日

冷え性

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10月に入りやっと朝夕が過ごしやすくなってきましたが『冷え性』に悩まされている方、特に女性には厳しい季節到来です。

そ・こ・で

なぜ冷え性になるのか? なぜ女性に多いのか?

その原因の可能性を考えてみたいと思います。
私たちの体温は通常37℃前後を保っています。
なぜ体温が37℃なのかは“円滑な代謝や素早い行動”に必要など諸説あるようですが定かではありません。ただ、この温度より下がり過ぎても、上がり過ぎても体調を崩してしまうことを考えると生命活動維持のために重要であることがうかがえます。





【可能性①-脳幹・中枢神経-】

体温調整は脳の視床下部にある体温調節中枢で行われます。ここは自律神経系支配を受けていて環境の変化に合わせて反応します。
例えば、熱くなれば発汗し血管を拡張して体温の上昇を抑え(副交感神経)、寒くなれば血管を収縮させ筋肉を震わし体温が低下するのを防ぐのです。(交感神経)


【可能性②-ホルモン-】

女性は思春期のころに生理が始まり女性ホルモンが急激に増えます。その結果、女性らしい体系や美しい肌や髪を作り出すのですが、女性ホルモンの一つエストロゲン(卵砲ホルモン)は副交感神経に働きかけ気持ちを落ち着かせ、血行を促進し冷えやむくみを抑えます。


【可能性③-細胞の代謝活動-】

私たちが生きて行くには、栄養を代謝によってエネルギーに変えることが必要ですが、その時熱が産まれます。加齢による代謝の低下や自律神経障害による代謝異常は熱量を低下させます。


【可能性④-血液-】

各組織に栄養や酸素を運ぶ血液は同時に、代謝によって産まれた熱を体中に運ぶ役目もあります。それと合わせて、運動による筋肉の伸縮によって静脈血が圧送され血液循環を助けています。運動不足や筋肉の緊張は血液循環の障害となります。




上記が主な『冷え性』の誘因です。勿論、人間の体は複雑ですので他にもあるかもしれませんが・・・
こうして見てみると、④は加齢によりどうしようもできない所もありますが、運動不足などは自分の努力で解決出来ます。①②③は共通点として自律神経系の作用です。特に現代女性は肉体的・精神的ストレスの多い環境に囲まれている事が原因で自律神経の調整ができず、これらの可能性に結びついているのではないかと考えます。
喫煙や飲酒、運動不足に気をつけると言うよりは女性らしい生活を心掛けることが解決へ一つの糸口になるのではないでしょうか。


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Posted by LOGOSカイロプラクティック at 19:42│Comments(0)健康
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