2013年09月15日

頭痛持ちのあなたへ

【頭痛を例に挙げましょう】

頭痛持ちのあなたへ


あなたが今悩まされているその『頭痛』は現在どんな状態ですか?

〇毎日激しい痛みが襲う 
〇周期的に時々痛くなる 
〇疲れると片頭痛になり、吐き気もある 
〇生理痛に伴って痛くなる 
等々・・・

個人により若干の違いはあるでしょうが上記が代表的な症例です。
毎日のように痛みがあり、日々増している場合はまず、医師の診断を受けてください。
これは脳内にできた腫瘍によって、頭蓋骨内の圧力が上がり痛みを出している可能性があります。


その他の場合は、身体の構造的な問題で起こります。

よく考えてみてください。

頭痛がする時は同時に、背中や肩・首がコリ、痛みやダルサを伴いますよね。
慣れてしまえば当たり前のようなこの症状は、間違いなく何らかの関係性を持っている現れです。

ここで一つ注意しておかなければならないことは、頭痛薬では解決できないということ!
頭痛薬は消炎鎮痛剤ですので、痛みを発している物質を遮断しているだけで、治しているわけではないのです。CMで爽やかに『痛みの元をブロック・・・』と言っているようにただブロックしているだけです。
医学的にも、頭痛薬の乱用は副作用として交感神経を緊張させ精神障害をもたらす危険性が指摘されています。




頭痛を治す方法は、それが起こるメカニズムを知ることで解決出来きます。そして、それは頭痛に限らずあらゆる痛みを無くすための仕組みです。



まず、肉体の構造の中心となるものは骨です。

頭痛持ちのあなたへ


全身200を超える数の骨が関節によって連結しています。
この関節がスムーズに動くことで、しなやかな運動が出来、衝撃を吸収することが出来きます。

次は、筋肉。

頭痛持ちのあなたへ



筋肉は骨に付着し、関節を動かす役目を果します。
脳から筋肉へ神経を介して命令が伝わり、筋肉が骨を動かすのです。



あなたはバランス・ボールに乗ったことがありますか?乗り続けるのは結構大変ですよね。
頭痛持ちのあなたへ


丁度あんな感じで、意識することはありませんが、関節にあるバランス・センサーと目や耳からの周りの情報を基に、あらゆる方向から筋肉の張りをコントロールし、絶妙なバランスで体は支えられています。
肉体の健康にはこの中心を崩さないバランスが大切なのです。



では、普段の生活で偏った体の使い方をしていないでしょうか。


先程も書いたように、人間は感覚によってバランスを保ちます。
バランスは当然のことながら中心を保つということです。
中心が保たれている限りどこにも偏りがないわけですからストレスはありません。

バランス・ボールの上でバランスが保たれた時、体のどこにもストレスを感じることはありません。

よくあなたの生活環境を考えてみてください。
私たちは分業化された社会生活の中で、机に座りっぱなし、車の運転が多い、歩かない、立ちっぱなし等、関節や筋肉を十分に使う機会がありません。週末運動したとしても、日頃使っていない筋肉や関節をいきなり目一杯動かしたのではそれ自体がダメージとなってしまいます。


体の中心がが崩れた場合まず最初に被害を受けるのが筋肉です。

むくみ(浮腫)⇒スパズム硬縮硬結

バランスの悪い体を支えている筋肉は上記の段階を経て機能が低下します。
一般的には硬縮からがコリと呼ばれ、この状態から元の状態に戻すのは時間が掛かります。
この虚血は、筋肉に供給される血液の量が少なくなり、筋肉内が酸欠になる状態です。酸素がなければ細胞は正しく代謝ができないため疲れやすくダルサとして感じます。合わせて老廃物が多量に産生されるためそれが筋肉痛を引き起こします。出るものがなければ、入ることも出来ず、原因を取り除くまでは血流が戻らず負のスパイラルに陥るわけです。


人体で最も大きな骨の固まりである頭蓋骨が中心からズレれば・・・・

頭痛持ちのあなたへ


この図を見ても分かる通り、細い首の骨に対して多くの筋肉を使い重さ4~5㎏とも言われる頭部を支えています。
体のバランスが崩れて首の骨の中心がズレ、頭部の重さが偏ればそれをを支えるために必要以上の張力で頭蓋骨と首を筋肉が引っ張らなければなりません。そうなれば痛みを伴うのは当然です。
また、頭蓋骨を直接支えている第1・第2頚椎の関節がズレてしまうと、その中にある椎骨動脈が圧迫されそれだけで頭痛や生理機能低下の要因になります。(これは事故などの突発的な頭・頚部への加圧によっても起こります。)




日頃の偏った姿勢は、筋肉への負担が大きく酸欠の状態に陥っています。結果、筋肉は自由に収縮することができず、支えきれなくなった骨(関節)はズレたまま固まり、体全体を歪め最悪は神経系に障害を与えるのです。




治さなくてはいけないのは部分ではなく全体なのです。




全ての関節が柔軟性を保ち神経の流れがスムーズに働けば筋肉は正しく反応し、あなたの体が元々持っている修復する能力を助け治癒に向かわせます。
まずは、偏りなく体を使うことを意識する。
体はあなたの所有物ですので、意識すれば体のどこが動いていないのか分かってきます。仕事の合間や出掛ける時にそこを使う意識で動かしてあげること。それと、中心を保つ正しい姿勢を学ぶことです。


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Posted by LOGOSカイロプラクティック at 10:00│Comments(0)健康
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